目茶苦茶と言えばそれまでだが、意外に面白かった。
スキヤキ・ウエスタンとは、日本製の西部劇だが、昔日活でアクション映画を作っていたとき、宍戸錠は自分の『殺しの烙印』を「味噌汁ウエスタン」と言った。
だが、この『スキヤキウエスタン・ジャンゴ』は、単純な話なのに少々筋が分かりにくいのは問題だろう。
役者では、伊藤英明と桃井かおりがカッコ良すぎるが、一番面白いのは、桃井が作るスキヤキに文句を付けるタランティーノである。
最後の北島三郎の主題歌がすごく良い。
さすがであるが、これを年末の「紅白歌合戦」で歌うのだろうか。