交通事故対策としてタクシーの高齢者割り引きを

高齢者の事故が問題になっているが、先月池袋で死亡事故を起こした元通産官僚の姿は、実に痛々しいと言うほかはない。
私は、もともと車が好きではなく必要でもなかったが、ある事情で37歳で免許を取得し、車も買った。
だが必要ないので、数年で売り、さらに去年70歳で免許を返上した。
理由は、経済的理由が第一である。

賃貸住宅の私には、車を持つには駐車場を借りなくてはならないが、まず2万円はする。
税金、車検、保険、ガソリン代等を入れれば、合計で月3万円くらいになってしまうだろう。
2001年に倒れて以来、私はタクシーをよく使う人間だが、月に1万円も使ったことはない。
酒を飲むことも多いので、車は良くないのだ。

横浜のように電車、バスがある大都会に車を必要とする場合は極めて少なく、どうしてもの時はタクシーを使えばよいと思う。
その方が遥かに安上がりである。
今、東京では410円であるが、運転手に聞くと利用者は多くないそうだ。
横浜は730円だが、これは少し高いように思う。

高齢者の危険運転、事故を減らすためには、タクシー料金を下げて利用を促進した方が良いと思う。
さらに、高齢者への針引きも検討されるべきだと思う。
事故は、被害者、加害者どちらにとっても非常な不幸なのだから。

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