京浜急行が出てくる映画

京浜急行は面白いというか、軽い会社で、今月駅名を変えたが、過去にも谷津坂を能見台に、野比をYRP野比に変えてしまった。
首都圏にあるとのことで、結構映画に出てくる。
松竹の松坂慶子と郷ひろみとが姉弟を演じた『ダブルクラッチ』では、松坂が勤める売店は京急の大師線である。
また、内藤洋子が横浜高島屋の食堂のウエイトレスを演じる恩地日出夫の傑作『あこがれ』では、彼女が住んでいる下宿は、京急沿線のようで、赤い電車の脇を歩いているシーンがある。その場所は、昨年に出田町ふ頭から出たトラックが踏切事故を起こした神奈川新町付近のように見える。
日活ロマンポルノの1本、今は亡き日夏たより主演の『実録不良少女・姦』で、彼女がスケバン時代の敵と戦うのは、北久里浜の工場内である。
実は、京浜急行が出てくる映画は、戦前のサイレント時代からあり、それは成瀬巳喜男監督の『君と別れて』で、ここでは金沢文庫や柴町が出てくる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする