『だから演劇は面白い』 北村明子


1970年代末の日本ATG映画で、きたむらあきこの名は、忘れられないものだった。京都在住のカナダ人クロード・ガニヨンが監督した映画『KEIKO』での脇役である。当時、桃井かおりの『もう頬づえはつかない』が、大ヒットしていたが、私の周辺では、『KEIKO』の自然な演技の方が、はるかに評価が高かった。彼女は、その他にも加藤泰の『炎のごとく』にも出ていたが、いつの間にかいなくなってしまった。
実はこの間、北村明子は、役者をやめ、野田秀樹の夢の遊眠社で制作と俳優のマネージメントをやっていたのだ。

そして、野田秀樹とNODA・MAP、さらにシス・カンパニーを作り、演劇のプロデュース、俳優のマネージメントをやっていた。
シスの芝居は、随分見ている。
2年前の、井上ひさしの『ロマンス』、宮沢りえ主演でデビット・ルボー演出の『人形の家』などは、大変素晴らしいできだった。

この本で、彼女は色々と面白いことを書いている。
内容は、是非読んでいただきたい。
俳優の売り込み術など、普通の営業にも役立つに違いない。
小学館101新書 700円

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする