先週の日曜日に調布飛行場を飛び立ったセスナ機が墜落して民家に落ちて死者が出る事故が起きた。
調布と言えば、日活撮影所だが、この調布飛行場が出てくる日活映画はそう多くはない。
中平康の傑作『紅の翼』は、羽田空港であり、他の作品も羽田を使っているものが多く、調布が出てくるのは末期のことになる。
1970年の長谷部安春監督の『野良猫ロック・セックスハンター』である。
そこには、多分米軍のものだったと思われ、今はない大きな鉄塔も出てくる。
これは、立川をシマとする不良たちと、混血児たちとの対立で、人種問題を含んでいるので、今では地上波では放送は難しいと思われる。
ツタヤにはあるので、ご興味のある方はどうぞ。