近代遺構を展示・保存へ

神奈川新聞によれば、横浜市は北仲通に整備する予定の横浜市新庁舎周辺で出土した近代遺構の一部を展示・保存することにしたそうだ。

              

これは非常に良い事であり、ぜひ進めてほしい。

1990年に、翌年にオープンするパシフィコ横浜で開催する「国連ピースメッセンジャー都市会議」への欧州各市の参加を要請するため、私はローマ、フィレンチエ、ウィーン、マドリッド、リスボンの各都市を廻った。

そのとき、ローマ市では、要件が終わったとき、市庁舎の地下に案内してくれた。それは紀元前の遺跡で、これには大変に参ったものだ。

また、ウィーン市役所の1階は、大きなビヤホールになっていて、普通の市民でもだれでも利用できるものだった。

英語で市庁舎をシティ・ホールというが、市役所はまさに市の中心であり、多くの市民が集う場でもあるのだ。

日本にこうした考えで作られている市庁舎は少ないと思うが、ぜひ横浜市が先鞭をつけてほしいと思う。

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