女系、男系議論について 2006/2/13 その他 天皇家の女系、男系議論が盛んだが、果たして意味があるだろうか。 単純に計算して、男女それぞれの遺伝子が半分づつ継承されるとして、7代で一方の遺伝子が残る可能性は0.7%程度になってしまう。0.5×0.5 を重ねるだけだが。本当は、無限にある遺伝子からの選択なので、統計学的にはもっと少なくなるが。 いずれにしても、「神武天皇以来の皇統が云々」の議論に科学的な意味はないだろう。
コメント
オンナは強いかも
こんにちは。
男系、女系どちらの方がより多くの遺伝子を引き継ぐか、という話ですが、
東大のレポートに、こんなのがあります。
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info/maternal.html
メスの持つ遺伝子が、選択的に子どもに伝わる可能性を示したもので、やはりおなかを痛めて産んだだけ、母の遺伝子を強く受け継ぐようですね。
まあ、さすらい日乗氏の計算のように、それほど騒ぐことかどうかはともかくなのですが。