ギャラリートークで

フィルムセンターが展示や上映に関連した事項について行うギャラリートーク。

この日は、戦時下の外地の映画、外地とは日本国内以外での映画の製作、上映のこと。

満州、中国、朝鮮、台湾、南洋諸島、そしてインドネシア等で行われた映画の製作、上映。

やはり組織的に行われたのは、満映(満州映画協会)だけとなる。

全体にすでに知っていることだったが、東宝での阿部豊監督の航空映画『南海の花束』の、南洋諸島がパラオのことであることは初めて知った。

この南洋航空路開拓の映画の日本での基地は、横浜の根岸であり、30年くらい前までは、大日本航空の格納庫が、日石の倉庫として使われていた。

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コメント

  1. ねこむすめ より:

    満映は李香蘭さんや、有名監督のからみもあって有名ですが、植民地下では朝映(朝鮮映画社)も組織的だったと思います。私もまだあんまり文献などを探しきれなくて、はっきりしたことは言えないのですが、島津保次郎監督や今井正監督とも組んで、「愛と誓い」など国策映画を作っていたと思います。