佐高信もたまには良いことを言う

筑紫哲也と並び、私が大嫌いなのが佐高信だが、先週TBSテレビの『サンデー・モーニング』で「不二家問題」に触れ、「不二家の社長は不二家のケーキは食べていないだろう」というコメントは実に正しいと感心した。

アメリカは、大統領も貧乏人も同じ食物を食べている国だとの説がある。大量生産の食品を大量消費しているわけだ。召使がご主人様に食事を作っている欧州とは大きな違いがある。それが民主主義である。

先日亡くなられた日清食品社長の安藤百福氏は、毎日自社ラーメンを食べていたそうだが、不二家の社長は不二家製品をほとんど食べていないに違いない。
その辺が、戦前からの老舗の何代目かの社長と、戦後で自分一人で起業した者との差である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする