『でんきくらげ』みたいだ


石油王と結婚した元プレイメイトのアンナ・ニコル・スミスの死が大騒ぎになっている。
だが、これにそっくりな映画が増村保造監督、渥美マリ主演の1970年『でんきくらげ』である。
貧しい生まれのクラブの女渥美が、富豪の西村晃の妻になる。
西村が急死すると、元弁護士で渥美の恋人だった川津裕介は渥美とセックスして子を作る。
そして、西村の遺産を継承する。
そのとき、西村の一家と大騒ぎの争いになるが、川津が適当に金を払って解決する。
そして、渥美は川津とも別れ一人で自立して行く。
増村の先見性を示す作品であり、渥美の狂ったような熱演がすごい。

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