毎年、1月1日は、バスツアーに行っている。家のテレビで、三流芸人のお遊びを見たくないからだ。見なきゃいいだろうというかもしれないが、もともとテレビが好きなのだ。
年末・正月が特別編成になるのは、もちろんテレビ局の人間が休みを取るためで、それは良い。だとすれば、三流の芸無し芸人のお遊びを見せられるのなら、昨年度に放送して評価の高かった各番組を再放送すれば良いと思う。言うまでもなく、日本のテレビ界のアーカイブ機能は非常にお粗末だが、その点からも有意義になるのではないかと私は思う。
さて、今年は箱根神社、三島大社、来宮神社だったが、箱根神社は車が多くて大渋滞。途中で降り30分以上歩いて、それでも参拝の列はさらに30分くらいかかるというので、パス。最近、女性誌等で、箱根のパワースポットが書かれた等のことがあった故らしい大混雑。
次は、小涌園での昼食で、ここは1月10日で閉めるとのこと。団体客目当てのホテル経営は終わったということだろう。
三島大社は、3度目だが、まあ悪くない。
最後の来宮神社は、永井荷風先生が言う、淫祠に近く、ややひっそりして一番良かった。
だが、クラブツーリズムのツアーは、多くはそうなのだが、横浜から出て、次々と、寄って遠くにいく「個別訪問式」になっている。
だが、普通ツアーは、まず一番遠いところに行き、そこから戻って来るものだと思われ、その意味ではこの日のツアーも方向が逆である。
本当は、まず三島大社に行き、来宮神社、そして小涌園で食事、最後に箱根神社だったら、スムーズだったのではないかと勝手に思った。
小涌園は、箱根駅伝のための日本テレビの諸億社になっていて、道路には場所取りをしているらしい各大学の旗が立っていた。この箱根駅伝も嫌いなので、見ないことにしている。