音楽がなければ最高だが、『剣岳 点の記』
昔、ダサい映画の象徴である『砂の器』は、「野村芳太郎の映画と言うより芥川也寸志の新曲発表会でなければ、もっと感動できたのに」と言...
昔、ダサい映画の象徴である『砂の器』は、「野村芳太郎の映画と言うより芥川也寸志の新曲発表会でなければ、もっと感動できたのに」と言...
左翼の山本薩夫が、自衛隊クーデターを描いた作品として一部でカルト的な人気があるという映画。ツタヤにあったので、年末の暇つぶしに見る。...
最近、見た映画で最も感動した映画である。 1961年、原作は田宮虎彦、脚本松山善三、井手俊郎、監督堀川弘通で、主演は司葉子、小...
山本富士子の歌は聞いたことがあるが、見たことがなかった作品。 原作は、菊田一夫のラジオドラマらしい。監督は、島耕二。 山本富士子...
豊田四郎の『花のれん』を見て、改めて豊田の作風は、主人公の人生の変転を見つめる「人生絵巻的」映画の作家であると思った。 実際、...
昭和30年の日活映画、自分の叔父夫婦、実のお爺さん夫婦を殺害して死刑を宣告された少年牧真介が拘置所に送られてくる。場所は、山梨の石和らしいが...
別に、12月8日を記念したわけではないが、少し用があり、山本嘉次郎の映画を来た。 そして、ここにも兄弟の話、兄の海軍士官に憧れて海兵隊に入...
ひさしぶりのフィルム・センターの田中絹代特集。 1962年の松竹作品、原作は大根踊りの創始者加藤日出男で、「若い根っこの会」の実話...
多分、日本映画史上、これほど珍奇な映画はないだろう。 何しろ、長谷川一夫、轟夕起子、森雅之、三津田健等がインド人を演じるのだから、...
成瀬巳喜男の映画では、ほとんど評価されない作品で、高峰秀子主演の年代記物である。 高峰・成瀬コンビとしては、最後の方で、この次の『乱れる』、...