日本映画界の最上と最低
横浜黄金町のシネマ・ジャックで太宰治2本立てを見たが、現在の日本映画界の最上と最低だった。 『ヴィヨンの妻』と『パンドラの匣』であ...
横浜黄金町のシネマ・ジャックで太宰治2本立てを見たが、現在の日本映画界の最上と最低だった。 『ヴィヨンの妻』と『パンドラの匣』であ...
日活の監督だった西河克己が亡くなられた、91歳。 この人は、1960年代の日活全盛時代、石坂洋次郎の原作を普通に映画化するなど...
阿佐ヶ谷のラピュタに行き、井上梅次監督の『可愛いい悪魔・殺しの前に口付けを』を見るが、大愚作だった。 昔から、井上梅次は好きではな...
AKとは、アキラ・クロサワ、黒澤明である。 1985年公開の『乱』の富士の裾野での城の攻防戦を撮影中のメイキング・フィルムであ...
今回の新文芸座のにんじんくらぶ特集で、一番見たかったのが、この1961年の川津義郎監督作品。 福井県武生市に住む、有馬稲子一家の貧乏話。 夫...
映画美術の最高齢者、木村威夫さんが亡くなられた。90歳。 木村さんは、戦前に新劇の美術、伊藤喜朔に弟子入りした後、映画界に入る。1...
池袋、新文芸座の「にんじんくらぶ特集」で、昭和30年宝塚映画、岸恵子主演の『忘れじの人』には、泣きました。 原作は、織田作之助...
戦後、大映で作られた「狸御殿シリーズ」は何本か見ているが、昭和17年に制作された一作目である。 主演は、高山広子と男装の宮城千賀子...
1939年の東宝京都作品、明治10年代の大阪船場、廻船問屋兵庫屋の娘花井蘭子の数奇な運命を描くもの。 以前から、見たいと思って...
日本映画専門チャンネルの森繁特集で初めて見た1990年の斉藤武市監督作品、原作は宮本輝の大河小説。 はっきり言って愚作。 森繁は...