『春琴』
谷崎潤一郎の名作『春琴抄』で、去年上演されたが、なんとなく見逃したので、今回は注意してチケットを手に入れた。 演出のサイモン・マクバニ...
谷崎潤一郎の名作『春琴抄』で、去年上演されたが、なんとなく見逃したので、今回は注意してチケットを手に入れた。 演出のサイモン・マクバニ...
市川海老蔵の飲酒でのトラブルが大騒ぎされているが、私は断固として市川海老蔵を支持する。 理由は簡単、役者として素晴らしいからである...
没後100年の「国際イプセン演劇祭」で、ドイツのベルリン座の『野がも』が東京で上演された。 最近、池袋にできた、「あうるすぽっと」(豊島区舞...
『3分間の女の一生』の作・演出の坂手洋二を一言でいえば、野田秀樹から言葉遊びと陶酔感を除き、その代わりに社会性と政治性、特にマイノリ...
最近、これほど不愉快な趣向に会ったことがない。 長塚圭史演出の、ムロジェツクの名作『タンゴ』での長塚の出演である。 『タンゴ』は、1...
大学時代の後輩で、映像作家の大高正大が参加した、おかしな監督映画祭「オカシネマ・コロッセオ」を西新宿に見に行く。 6本の短編映画が...
塩野七生の『ローマ人の物語』から、シーザーを主人公に斉藤雅文が脚色、栗山民也の演出。 カエサル役は、松本幸四郎、彼を暗殺するブルー...
民芸の小幡欣冶作の新作は、歌舞伎の大道具長谷川勘兵衛(鈴木智)、鶴屋南北(大滝秀治)、尾上菊五郎(稲垣隆史)らが、名作『東海道四谷怪...
演劇集団円の公演で、作はオーウェン・マカファーティー、演出は平光琢也、最近見た円の芝居では一番良かった。 北アイルランドのベルファ...
1960年代の初め、当時日本の学生演劇界をリードしていた早稲田の自由舞台が、イプセンの『野鴨』を上演して、大変話題になったことがある...