高校野球が嫌いという人は結構いるもので、前に書いたが学生劇団の先輩のTさんは、「真面目なのが嫌いだ」と言っていたが、知り合いの女性は
「暑苦しいのがいや」と言っていた。
私は、嫌いではなく、昨日もあまりに暑いので部屋にいて見たが、星稜高校の奥川投手はすごいと思う。
だが、嫌いなものが三つある。
応援と校歌と砂である。
応援で勝負が決まるのは、相互のレベルが低い段階であり、本当の強さならば応援もいらないはずだ。
校歌斉唱も、いまどき不似合いな自校賛美で、よく歌えるものだと思う。
ただ、全国の校歌や社歌は、作詞、作曲家、歌手にとって「隠れた市場」であるそうで、意外にもそのほとんどがレコードになっているとのこと。
そして、負けたチームがする、甲子園のグランドの砂をバックに詰めて帰る儀式。これは誰が始めたか知らないが、非常に奇妙な儀式である。
いっそ、阪神球場は、袋に詰めて球場で売り、一般の観客にも販売したら良いと私は思う。
そして、タイムなどのとき、ベンチから投手に行く選手を「伝令」と呼ぶこと、まるで戦場なのだろうか。