やはり大砲の不足ではないか

WBCは、準決勝でプエル・トリコに敗れて終わった。

8回の1,2塁で、「行けそうならダブル・スチールも行け」というサインを出しておいたと山本浩二監督は言っているが、責任逃れの言い方である。

二人でするダブル・スチールのタイミングをどうやって二人で決めるのだろうか。

同じチームで、日頃からやっていれば、その二人だけの合図、あるいは「2塁ランナーが走ったら、1塁ランナーも続いて走れ」と決ることもできる。

だが、チームはおろかリーグも異なる内川と井端との間で、どうやって実行のタイミングを決められるのだろうか。

本当にそうしたサインを出していたとしても、なぜ4番阿部の打席で、こんな作戦を取るのか、不思議と言うほかはない。

やはり、こうした作戦ミスを生んだのも、チームに阿部以外に大砲がいなかったための焦りからではないか。

以前も指摘したが、西武の中村剛士、あるいは巨人の村田修一などの大砲内野手を入れておけば、いざという時の代打も大きな圧力になったと思う。

山本浩二の選手選出の間違いが根本原因だと私は思う。

贔屓の阪神の能見がホームランを打たれたのは、やはりそうかという感じで、能見はとても良い投手だが、時としてホームランを打たれる投手である。

ベイスターズの三浦大輔15本につぎ14本で、セ・リーグ投手の被ホームラン数は第二位だった。

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コメント

  1. シーリア(アリーナ) より:

    初めまして

    アーデンの森から来ました♪
    私は野球の事は素人なのですが、前回、前々回から分析をしてみて山本浩二をWBCの監督として起用したのは疑問に感じました。ちょっと違うかな、と。
    彼は根性論が先行していたのかな?それともセンスがなかったのかしら?
    うーん、よくわからない。すいません。

  2. 阿部は怒らないのか
    昔、広岡の打席の時に、長嶋がホーム・スチールをして、広岡が激怒した事件があった。

    自分が、これから撃とうと言う時に、ダブル・スチール何かされて、阿部は怒り心頭にならないのだろうか。
    ダブル・スチールをするということは、阿部の長打力を信じていないことになるのだから。
    山本浩二は、阿部を信用していないということだろう。

  3. Unknown より:

    Unknown
    ライオンズの中村選手は怪我の関係で夏ごろの復帰と言われていますから、選びたくても選べなかったという事情がありますが、確かに大砲不足は最後になって響きましたね。

    そもそも、監督しても大した結果を残していない山本氏に、これまた大した結果も残していないコーチ陣ですから、まともな采配はまったく期待出来なかったということでしょう。