放送大学の高橋和夫先生の『現代の国際政治』は、非常に面白いので必ず見ているが、今回は2012年にチュニジアから起きた「アラブの春」だった。
エジプトでは1983年以来のムバラク大統領の独裁政権が終了したが、この間にアメリカでは5人の大統領が出た。
日本は、鈴木善幸以来、菅直人まで18人の首相が交代したとのこと。
「首相が交代しすぎる」との声はよくあるが、逆に言えば、非常に民主的であることの証左でもある。
そして、このアラブの春には、SNSや衛星テレビなどのメディアの力が非常に大きかったとのこと。
日本も例外ではないように思えてきた。