「三日でいいからやりたい」

横浜市中区の松本純議員が大臣になった。菅官房長官と合わせ、2人も神奈川県は大臣を出していることになる。

三原じゅん子が、全国最多の得票をし、中西けんじも自民党系で当選するなどしたことの行賞だろうか、いずれにしてもお目出度いことである。

さて、この「三日でいいからやりたい」とは、国会議員では大臣に、地方議会では議長になりたいとのことである。

そんなにやりたいのか、不思議だが、そういうものらしい。

昔、神奈川区から出ていたNという議員がいて、通称「赤リポ」と呼ばれていた。

いつもリポビタンDを飲んでいて赤ら顔をしていたからである。

リポビタンと言っても精力が必要なことをしているのではなく、実はリポビタンに酒を詰めていて飲んでいたのである。

議会中は、静かにしているが、議会が終わるとそのまま車でお帰りになる。

もちろん、飲酒運転だから、事故を起こすので、車の前はいつもボコボコだった。

噂では、事故を起こすと、神奈川区選出の県議会議員に頼んで「もみ消してもら」っているとのことだった。

今ではこんなことをしたら、二人とも即クビだが。

このN議員が、議長になった鈴木喜一先生に言ったのが、

「三日でいいからやりたい」で、「そうはいかないよな・・・指田君」との鈴木喜一議長のお言葉だった。

私のように、偉くなる気のない者には到底理解できない世界だが。

                                                             

さて、戻って松本純先生だが、中高は聖光学園と名門だが、大学は「生家の事業の関係とはいえ東京薬大とは何だ」という声もあるようだが、政治家に学歴は関係ない。

国家公安委員長とは、ソフトな外見の彼には不似合いのように思うが、事務所の人間には厳しいようで、「内剛外柔」であるかもしれず、適任かもしれない。

彼で、特筆すべきは、超どぶ板の議員活動で、彼と秘書は、選挙区のイベントから冠婚葬祭のすべてに出ている。

俗に、彼と磯子区の太田正孝先生のブログを読んでいれば、横浜市のことは分かると言われている。

事実、私も先日松村千賀雄先生が亡くなられたことも、彼のブログで知った。

多彩な趣味があり、ジャズだそうだが、クリントンのようなサックスではなくベースとのこと。

ベースはリズム隊の支えであるように、安倍内閣の力強い下支えを大いに期待する。

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