総選挙が近づき、各党党首が出てくるが、その中で、社民党の福島みずほを見ると思い出すことがある。
それは、1989年夏の参議員通常選挙のときのことで、緑区のどこかの投票所で、投票管理者をやっていた。
この時から、参議員議員の選挙区が代わり、比例区と選挙区選挙になった。
特に大きく変わったのが、全国区で比例区になり、それまでの個人名を各方式から、個人名もしくは政党名を書くやり方に変わった。
そのため、投票所では政党の所属候補者の表を大きく書いて掲示していた。
その日の午後、かなり高齢だが威勢の良いおじさんがやって来た。
そして、「自民党の候補者の表を見せろ!」と叫んだ。
すぐに「これです」と一覧表を見せた。
「ああそうか」と言ったが次に
「俺は福島みずほが好きなんだ、あいつに入れるんだ!」と言って投票用紙をもらって行った。
勿論、どのように書いたかは知らない。
だが、この人は福島みずほを多分『朝までナマテレビ』等で見て知っていたのであろう。
言うまでもなく、当時から福島みずほは、社民党の議員候補者であり、自民党に入ったことは一度もない。