一日中柔道

一日中、オリンピックの柔道を見ていた。柔道は見ていて面白い。投げが決まった時は爽快だし、また選手の駆け引き、攻防の心理を考えているととても興味深い。
ただ、日本女子48キロ級代表の谷亮子は好きではない。
彼女は、スポーツ選手にしては、余りにも口が上手すぎると思う。
「最高でも金、最低でも金」とか「谷で金、ママでも金」とか、コピーライターがいるのか、と思うほどキャチフレーズ作りと自己宣伝が上手である。
柔道をやらなくても、彼女はビジネスの世界できっと成功したと思う。

さて、今日は、準決勝でルーマニアのデゥミトリに反則を取られて負けた。
試合終了直前であり、谷だけが逃げているとは見えなかったので、少々可哀相だったが、以前の圧倒的な強さがなくなったのは事実だと思う。
「ママでも金」などと言うことは言わずに、もう子育てに専念してもよいのではないか。
また、解説の山口香が言っていたが、「何か燃えるものがもられなかった」と言うのは、重要な点である。
代表選考の過程で、谷は山岸絵美に負け優勝ではなかったのに、過去の経験を評価されて代表として選ばれたが、それが影響しているのではないか。
谷は、前述のように口の上手い選手であるが、こういう人間は得てして「カッコ」に拘るものである。
優勝しなかったのに日本代表として選ばれたことは、どこかで燃えない原因になっていたのではないかと思う。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする