可能かず子が出ていた 『荒野の素浪人』

三船敏郎の『荒野の素浪人』には、いろんな俳優が出ている。
先日見たのでは、津山藩の領内に、取り潰された藩の武士などが移住して農業をやっているという。
そんなことがあったのかと思うが、ドラマなので良く、その首領は植村謙二郎でうれしい。
彼らは、移住するときに5000両を貰っていて、ある地点に埋めていた。
それを井上昭文をリーダーとする盗賊が取ろうとやってきて、それを三船、大出俊らが助ける。
その井上の女が可能かず子だった。
ここでは、夏海千佳子となっていた。

可能かず子については、1966年に目黒のライオン座で見た『濡れた素肌』に主演していた。
これは、ある女の男性遍歴映画で、「すごい」と驚嘆し、監督が高木丈夫で、この人の名を憶えた。
高木は、言うまでもなく元東宝の本木荘二郎である。だが、最近調べると、監督は渡辺護となっている。
当時、私は渡邊護の名を知らなかったので、タイトルは本木荘二郎だったと思うが、本当はどうだったのだろうかと思う。

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