選挙は面白いと書くと不謹慎と思う人がいるかもしれないが、選挙は本来民主主義のお祭りであり、アメリカの大統領選挙は、完全なお祭り騒ぎである。
嘘だと思うなら、今回大阪で、維新派の知事、市長候補が圧勝したのは、彼らが「ダブル選挙」という奇策をかけたからで、選挙をイベント化したからである。
選挙の投票、開票などいろいろと面白いことがあるのだが、今回は地元南区の候補について書く。
県議会議員選挙で、ごとうてるきという候補が出たが、その選挙公報がの中身がすごい。
横浜都構想を実現する会公認で、36歳。
「横浜を世界で一番幸せな都市にします!」で、最初に書いてあるのが、NHK受信料を廃止します! NHK受信料の集金禁止条例を作ります
BS,ETVなどNHKを一番見ている者としては、NHK受信料を廃止するのは反対である。
むしろ、民放のくだらない「トーク番組廃止条例を制定する」とすれば、喜んで1票を入れるが。
その他、いろいろと書いてあり、地下鉄の初乗り210円を160円にします
横浜にマンガ図書館を作ります
IR誘致賛成 などなど。
こういうのを見ると、36歳にもなって面白いことを考える方がいるものだなとつくづく思う。
それがわかるだけでも選挙は非常に面白い。
調べたら、前回の東京都知事選挙に出た男のようだが、居住地は南区なのだろう。
ちなみに、知事等の首長は、居住要件はないので、誰でも出られるが、議員は居住地でないと立候補できないのである。