鈴木宗男との違いが歴然

今週の昼、用があって銀行に行き、ちょうど昼前だったので、近くのファミレスに入って食事した。

正午になり、店は大変に混んできたが、そこに民主党の候補者が運動員1人を連れて入ってきた。

前回に初めて当選した37歳の若者である。

その二人は、周囲の若い奥さんたちとは無関係に黙々と食事していた。

「ああこれじゃ、ダメだろうな」と思った。

今年見た、金子遊君が作った、まだ公開されていないが、2009年の選挙の時の鈴木宗男の運動を記録した『ムネオイズム』によれば、鈴木宗男は、選挙期間中、どこであれ誰であれ、会う人に握手し、名刺を配っていた。

このファミレスの中には、当時100人近くの客がいたのに、そこに対し、この候補者は何も運動しない。

勿論、食事中に運動するなど、顰蹙を買うこともあるだろう。

だが、選挙運動など、本来邪魔で余計なもので、文句を言われるのが当然なのだ。

そんなことを躊躇しているようでは、当選はおぼつかない。

民主党の苦戦を象徴するような一場面だった。

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コメント

  1. Unknown より:

    Unknown
    選挙期間中に名刺を配ると、公選法違反だったはずですが。

  2. 確かには記憶していませんが
    実際は、名刺ではなく、文書のようなものだったかもしれませんが。

  3. Unknown より:

    Unknown
    文書のようなものでも、証紙を貼っていないものは、期間中に配ると違反のはずです。
    民主党の候補に限らず、現状では、ファミレスなどの中で違反となりそうな文書を配るようなことはしていないはずです。