砂に書いた言葉

歌手酒井法子の謝罪記者会見が行われ、テレビで大々的に放映された。
その姿に、賛否両論あるだろうが、思い出すのは、
新約聖書ヨハネ伝8章の「砂に書いた言葉」である。

オリーブ山でパリサイ人が、娼婦を連れて来て、「これは、法的に罰さないといけないのでは」とキリストを試す。
そのときキリストは言う。
「この中に罪のない者がいれば、この女に石を投げよ!」
と自分は砂の上に字を書いた。
誰も石を投げられなかった。

酒井法子は、一市民として法を犯した問題はあるが、彼女に石を投げられる者は、いるだろうか、特にテレビの中に。

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