クールビズが話題だが、日本映画の中でいつ頃からサラリーマンは夏でもネクタイ姿になったのでしょうか。
1963年の黒沢明の『天国と地獄』の仲代達矢、木村功ら刑事は皆ノーネクタイで、記者会見で記者(三井弘次が中心で、端には当時無名の大滝秀治がいる)もネクタイをしていなかったはずだ。
1966年頃が家庭用クーラーの普及時期なので、この辺がネクタイ姿の分岐点だと思うが。
山田洋次の『なつかしい風来坊』は、厚生省技官の有島一郎が主人公だが、ここではネクタイをきちとしていたが、季節は夏ではなかったと思う。
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