『死の棘』のおかしなところ。

先日、小栗康平の『死の棘』が意外に面白かったと書いたが、1箇所おかしなところがあった。
島尾の子、伸一がブリーフ形のパンツをはいていることで、昭和20年代の日本でそうしたパンツを子供ははいていなかった。
また、玄関に掛けられているカレンダーの絵の印刷がカラー・グラビア印刷みたいで、これもそんな高級印刷は当時はなかったはずである。

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