まったく驚くしかないね

今どき、こうした人がいるとは。

まるで鹿鳴館時代かと思った。

日本はダメで、西洋は素晴らしいのだそうだ。今どき、こんな欧化主義者がいるんだね。

邦画は模倣の汚くて、ゴミのようなものだが、洋画は美しくて素晴らしいのだそうだ。

1960年代頃、若い女性は日本映画をまったく見ず、洋画ばかりを見ていて、おフランスに憧れていたが、女子大生たちでは仕方あるまい、自分より上のものに憧れる年頃だから。

しかし、今もなお大の男が、おフランスや、おアメリカに憧れているって、一体どういう精神なのでしょうか。

昔、フランスの二流役者のルノ・ベルレーが、森永だと思ったが、チョコレートのCMで日本で大人気になり、それに目を付けて東宝が2本映画を作った。

市川崑監督の『愛ふたたび』と恩地日出夫監督の『恋の夏』である。

1972年の映画『恋の夏』の冒頭で、ベルレー君に首ったけになる小川知子を見て、野際陽子は言う、

「日本の女の子って、どうしてフランスの男の子に弱いんだろう」

自分もフランスに行っている野際陽子が言うのが大変おかしいが、真実だと思う。   

そうした事情は、今も変わりないのでしょうか。

  

日本の映画が汚いと言うが、それは日本の現実の反映であり、それを拒否するのは、自分の顔を鏡で見るのが嫌だというわけです。

まあ、日本人で自分の顔を見て、

「いい男だな」と思ったのは鶴田浩二くらいでしょうが。

鶴田には、三人の娘がいて、娘たちに彼は毎日こう言っていたそうだ。

「お前たちは不幸だな、俺のようないい男を毎日見ているので、普通の男には惚れられないだろう」と。

だが、3人とも男ときちんと結婚しましたが。

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コメント

  1. Unknown より:

    笑えた!
    「挑発」は年金世代の男のすることじゃないね(笑)

  2. Unknown より:

    追伸
    ちなみに私女性なんだけど(笑)
    鹿鳴館を例えとして持ち出すなんてちんぷんかんぷん。
    何を言い出すかと思えば(笑)話が繋がってないじゃん。
    はっきり言っておたくのやり方は他を尊重しないで己の趣味を強制してるにしか過ぎないだけですよ。犯罪行為そのもの(笑)
    人にはそれぞれ好みがあるのですからね。
    だから人が邦画を嫌おうが何しようが私の勝手じゃないですか?私は洋画派。おたくはそれを否定し自己の趣味を押し付ける。
    いい年した男のやることではないですね。
    指田さん、あなたのは単に若者たちを往生際悪く否定して「俺たちの時代が絶対!」という悪どい懐古主義ですよ。それは関東軍に通じるもの、ありますよ。
    その前にその偏屈な頭の固さ精神病院の隔離病棟でも言って治療なさった方が宜しいですよ。

  3. 名無しのごんべい より:

    日本は、今でも鹿鳴館時代
     女性なら今でも欧米に対する憧れはあるでしょう。未だにパリ・シンドロームが話題になるくらいだから。パリでは一般の女性はブランド品なんて持っていないにも関わらず、インド・中国を別にすれば、日本の女性はブランド品の有力顧客な訳だし(中身は中国製だけど)。人々の憧れを掻き立てるような商品を作れない所が、日本の弱い所だね。

  4. 名無しのごん子 より:

    いえいえいえ、
    日本にも外国人を引き付けるものが御座いますよ。
    車や電化製品だけではなく。例えば滋賀県産の化粧ブラシ。
    これはハリウッドやフランス映画界をはじめファッション界でも重宝されて日本製のを使うのはちょっとしたstatusにもなってますよ。
    現にチャップリンのステッキも滋賀県産でガウンは西陣織だしね。
    それに日本は英米では知りませんが歌舞伎や能の衣装などパリなどの博物館や美術館などの展示用としてしょっちゅう貸し出しているし。
    素晴らしいですよ、やはり日本技術は。
    私はこれほど精巧に丁寧に一切の妥協せずに作れる民族は世界で日本人しかいないと思います。
    日本人の物作りの腕は世界一ですね。

  5. 名無しのごん子 より:

    「凶悪犯罪者」のブログ主指田さんへ
    何度読んでもやはりあなたはご自分の嗜好をアカの他人に強制しておりますね。
    それにあなたはどうも私を米軍基地に屯するぶら下がりの女と思い込んでいるフシがありますね。残念ですが違いますよ。
    邦画を嫌おうが洋画を愛そうが私の勝手です。
    どこの馬の骨だかわからない貴方に私の嗜好を指図される覚えは毛頭ございません。
    ※悔しかったらその偏った頭治療してみたら?(笑)

  6. uhgoand より:

    慕夏思想
    本ブログを読み「洋画はよくて邦画はダメ」「邦画は良いが洋画はダメ」
    あるいは「自分の嗜好をアカの他人に強制し」とのやうなことは全き感ぜす
    ただ映画についての自身の評価を陳べたに過ぎないと理解しをり
    がしかしいきなり帝国陸軍の一軍組織に過ぎない関東軍が表れたのは何の比喩か仰天せり

    日本の男女に関わらずアングロサクソンに無条件に思慕を感じるのは戦後の風であらう
    例えばいま女性が腋毛を剃っているが日本の女性にこのやうな慣習はなかった
    ついこの間まで日本女性に腋毛がある(剃らない)のはあたりまえ普通であって
    仮にそれが覗いてもだれも恥ずかしいあるいはみっともない見苦しい等々気にしなかったものである
    これは戦後進駐軍と洋画(特にハリウッド)の影響で強いアングロサクソン思慕の一つと云える

    少し昔の日本は慕夏思想であったが戦後はアングロサクソン思慕一辺倒と化した
    いま中国を嫌悪する者で巷は溢れているが何がきっかけで一夜にして
    慕夏主義に返るやも知れずくれぐれも日頃の用心肝要

  7. 名無しのごん子 より:

    すみませんがー、
    「現代用語」で話してね。敗戦引き摺っているおやじさん。

  8. uhgoand より:

    慕可思想
    1400年の歴史をもつ漢字ひらがな言語がたかだかここ二十数年の現代用語者が
    不知不識不昧であるのは当然と思い及ばなかったのは当方の迂闊――平に御容赦願いたい

    慕夏主義を慕可に仮託した冗句のつもりで陳べたつもりだが理解不能とあらば如何なる言語が通づるか?
    アングロサクソン語イスラム語あるいは中華語か?
    しかしいずれも吾は不調法――ここはしばし思案せざるべからず