映画評論家で日本映画大学学長でもある佐藤忠男さんが、週刊朝日5月17日号の書評で紹介していただいた。
内容は、沢木耕太郎の『キャパの十字架』の書評の付け足しのようなものだが、その題名の類似性と内容の共通性についても比較されている。
沢木耕太郎には足元にも及ばず、相撲の土俵に上がった新参者としては、佐藤さんのような公平で客観的な評論家に批評されることは光栄なことである。
著作権の関係で、ここにはアップできないので、その部分を紹介する。
「沢木耕太郎の『キャパの十字架』に較べれば否応なく読者を納得させる論証の緻密さは物足りないと思うが、これまでにない視点で表現者というものの責任を論じているのに感銘を受けた」