『ハルとナツ』

NHKのドラマは興味がなく、脚本も橋田須賀子なので全く見る気が起きないのだが、題材がブラジル移民なので、昨日見た。

北海道の貧民の子、ハルとナツ。
姉のハル(米倉涼子)は両親(村田雄浩と姿晴香)とブラジルに移民し、奴隷のようなコーヒー農園から逃亡し、アメリカ人地主から借地して綿花を作り、一応の平安を得る。
だが、日米開戦で土地を取り上げられ、奥地の日本人村に移る。
そこの長・中山(柄本明)は、ポルトガル語も出来、積極的に現地に同化している。
日本主義の父は、強く反発するが、ハルは中山家の息子にポルトガル語を教わるようになる。

恐らく、戦後は柄本と村田が「負組」、「勝組」で争うのだろう。
そこには、後者による前者の襲撃、殺害と言った事件も起きたのである。

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