江利ちえみ主演の「サザエさん」シリーズ第1作。
脚本笠原良三、監督青柳信雄。
小泉博、藤原鎌足、清川虹子、小畑やすし、松島トモ子ら。
サザエがますおと知り合い、結ばれることを暗示し、磯野家の雪のクリスマスで終わる。
従兄弟のり助が仲代達矢、その妻・道子は、可愛いが誰か分からなかったが調べると青山京子だった。仲代の本当の叔父(母の兄弟)有木山太も流しで出ている。
森川信のお婆さん姿には笑った。この人は、本当に上手い。
昭和31年12月の公開で、お正月用の明るい映画。
音楽が美空ひばりの『お祭りマンボ』の原六朗で、最初が『陽気なバイヨン』、最後が『ジングル・ベル』。この2シーンだけ、町内の御用聞きでダーク・ダックスが出る。恐らく、2シーンを一緒に撮ったのだろう。
全体として、物語性は弱く、シーン毎の芸を見せるやり方で、後のテレビのバラエティー・ショー(『光子の窓』や『シャボン玉ホリディー』のような)に近い雰囲気だった。テレビ以前、特に地方の人間はこういう映画で、バラエティを楽しんでいたのだ。
川崎市民ミュージアム。
コメント
サザエさんの脚本
知人の父親が脚本をかいていたと思う
どんな脚本家か教えてください