儀式好き国民 2005/10/24 映画, 政治 岡本喜八監督の『日本の一番長い日』を見ていたら、最後で下村情報局総裁(志村喬)に部下(江原達よし)が聞く、「すでにご聖断が下され、玉音放送もやったのに、なぜまた枢密院顧問会議を開くのか、無意味じゃないですか」と。「これは儀式なのだ。大日本帝国に死を宣告する儀式なのだ」と答える。 本当に、日本人、中国人は儀式が大好きである。 何かの始まり、終わり、等々に儀式をやらないと済まない。 歴代の権力者で儀式好きじゃないのは小泉純一郎首相くらいだが、何故か靖国神社にはこだわっているのは、不思議。