儀式好き国民

岡本喜八監督の『日本の一番長い日』を見ていたら、最後で下村情報局総裁(志村喬)に部下(江原達よし)が聞く、「すでにご聖断が下され、玉音放送もやったのに、なぜまた枢密院顧問会議を開くのか、無意味じゃないですか」と。「これは儀式なのだ。大日本帝国に死を宣告する儀式なのだ」と答える。
本当に、日本人、中国人は儀式が大好きである。
何かの始まり、終わり、等々に儀式をやらないと済まない。
歴代の権力者で儀式好きじゃないのは小泉純一郎首相くらいだが、何故か靖国神社にはこだわっているのは、不思議。

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