女道楽が再現されていた

先週、ビデオで市川崑の映画『悪魔の手鞠唄』(角川・横溝・市川映画で最高)を見たら、中で主人公岸恵子が若いとき、神戸で女道楽をやっていた。
若い女性3人が娘義太夫のような姿で高座に上り、様々な音曲をやる。
「若い女がじゃかじゃかやるもの」と岸は言う。
こんなところに再現されていたとは全く記憶になかった。

映画は、さすがに面白く、また岸をはじめ、仁科明子ら美女を美しく撮っているのは市川崑の面目躍如である。
三木のり平、中村伸郎、小林昭二らも随分なくなられている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする