『氾濫』
原作は伊藤整のベストセラー小説で、白坂依志夫脚本、増村保造監督の昭和34年の大映映画。 増村は昔から大好きでほとんど見てきたが、こ...
原作は伊藤整のベストセラー小説で、白坂依志夫脚本、増村保造監督の昭和34年の大映映画。 増村は昔から大好きでほとんど見てきたが、こ...
監督吉田喜重が語る小津安二郎映画である。 吉田喜重も小津も松竹大船撮影所にいて、共に監督としてかなり意識していたらしい。 有名な...
トニー・リチャードソン監督のイギリス・フリー・シネマの1961年の作品。 昔見ていたと思っていたが、見ていなかったので、ビデオを買...
日本の男優で好きなのは、池部良とピンク映画のスター下元史郎で(最近下元の姿を見ないが)、池部のすごさは、そのモラリズムとニヒリズ...
目茶苦茶と言えばそれまでだが、意外に面白かった。 スキヤキ・ウエスタンとは、日本製の西部劇だが、昔日活でアクション映画を作っていたとき...
鉱業会社調査部のサラリーマン池部良は、妻原節子と東京郊外に住み、妹司葉子と同居している。 司は、商事会社社長斉藤達郎の秘書・タ...
テレビで『フラガール』を見た。 話は上手くできているし、役者も良くやっていて面白い。 最近の日本映画では、上々の部類だろう。 ...
おそらく今の50代以下の人は、女優の宮城まり子を見たことがないに違いない。 だが、昭和20から30年代、彼女は、日本の映画、テレビ...
脚本家で、監督でもあった犬塚稔氏が亡くなられた、106歳。 サイレント時代には長谷川一夫の代表作『稚児の剣法』等、多数の作品を...
『黄色いカラス』の主人公設楽幸嗣は、大人気の子役スターだったと書いたが、1960年代以後は映画には出ていない。 だが、彼はもともと...