役作りの有無が劇の出来を決めた 劇団俳小アイルランド近代劇
日暮里のDー倉庫という場所で、劇団俳小のアイルランド近代劇の公演が行われた。 アイルランドの近代劇は、大正から昭和初期に日本で...
日暮里のDー倉庫という場所で、劇団俳小のアイルランド近代劇の公演が行われた。 アイルランドの近代劇は、大正から昭和初期に日本で...
新国立劇の谷賢一演出の『白蟻の巣』は、そう悪い出来ではなかったが、私は二つのことが欠けていたと思う。 一つは、ブラジル...
新国立劇場の「日本戯曲の力」シリーズの1作目、1950年に青年座で上演された三島由紀夫の作品。 舞台はブラジルの農園で...
東京芸術劇場の、コドモ発射プロジェクトで野田秀樹の原案とのこと。 『なむはなだはむ』とは回文だろうが、その意味は不明だ...
『食いしん坊万歳』と言って、テレビの食べ歩き番組ではない。「正岡子規青春狂詩曲」と名付けられた文学座の公演である。脚本は瀬戸口郁、演...
女性脚本家の森治美氏が亡くなられたそうだ。68歳。 ある新聞には肺がんと出ていた。彼女は煙草を吸っていたはずで、やはりタバコは...
根津甚八が死んだが、1974年初夏に江東区夢の島で見た『唐版・風の又三郎』は忘れられない。今まで多くの芝居を見てきたが、この『唐版・風の又三...
近年、善意とか良心的と言った言葉を冷笑する向きがあるが、かつて日本にはこういう人もいたのだと知る作品である。 ...
なんでも見ることにしているが、苦手が二つあり、シャンソンと能である。 下賤な生まれなので、おシャンソンと能楽には縁がないのである。 さて、誘...
日本シリーズが日本ハムの4連勝で土曜日に終わってしまい、日曜日はどうしようかと思っていると、斉藤朋君から横浜ボートシアターの公演で『極楽金魚...