お笑い芸人は大変

10月に続き、タイタン・シネマ・ライブに行く。

川崎の東宝シネマズ、爆笑問題が何と言ってもトリだが、タイタンの芸人では、笑えるのは相変わらずの創価学会ネタの長井秀和のみは、淋しい。

時節柄、選挙運動の裏側で、学会の懇談会の様子等が面白い。

学会員には、水商売のお姉さん達の他、ペンキ屋や大工などの若い職人が多いが、それは一人で淋しいからだというのはなるほどと思う。

タイタンの芸人以外では、大阪の若いコンビの風藤松原(ふうとうまつばら)と、東京のおじさんたちのBoomerプリンプリンが抜群に面白かった。

だが、彼らも今年は、この日が最後の仕事で、来年の2月頃までないとは厳しい世界である。

先日、漫談の先駆者の一人、元活弁の山野一郎(俳優の山内明、作曲家山内正の父親)の本『人情映画バカ』を読むと、大正9年12月の、浅草の芸人の数は、以下のとおりだそうだ。

  俳優    896人

  説明者   840

  義大夫   392

  浪花節   210

  落語家   152

  講談師    76

  その他   831

  合計  3,398人

 となっているが、説明者とは映画説明者、すなわち活弁で、いかに人気があったかが分かる。

 また、落語や講談よりも義太夫が多かったというのが興味深い。

芸人の世界も、実に厳しいもので、いくら売れていても、一旦売れなくなればそれまでで、どこにも生活の保証はないのだから。

大阪の某芸人の親族が、生活保護を受給していたと言って問題になったが、将来に何の保証もない生活では、それも無理はないと言えるのではないだろうか。

川崎東宝シネマズ

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コメント

  1. 村石太ダー&ブルース・リー&エリ・チエミ&ザード&大原麗子 より:

    自殺と治安についても 考えたい
    選挙 で プログ検索中です。
    私には 恐ろしい選挙と 考えています。
    自民党の今回の政策には 反対です。
    対抗馬に 未来の党を 考えます。
    脱原発 反TPP 消費税増税反対 国防軍反対 これしかない。政権取った党の政策になります。
    有権者の合体を 期待します。
    政治研究会(名前検討中 2012 12・6 衆議院選挙

  2. お気持ちはわかりますが
    結局、日本の民度が低いのでしょうね。

    いくら民主党政権に問題があったとしても、100人以下になるらしいのは異常です。
    今の自民党は、かつての国民政党ではなく、イデオロギー政党になってしまい、その意味では問題です。
    やはり、小選挙区制度は日本に馴染まないと思う。

    未来の党は、残念ながら今後生き残れるでしょうか。
    小沢一郎はこの次は何をするのか。
    引退した鳩山あたりを担ぎ出して、なにをやるのか見ものですね。