土曜日の午後、中央図書館に「レコードコレクターズ」を寄付しに行くと、地下のホールでドイツ・ケルン市図書館長の講演会をやっているので見る。
特に目新しいものはなかったが、ドイツ社会での図書館の存在意義の大きさを再認識させられた。よく考えれば当然のことなのだが。
夜は、神奈川の県立図書館を考える会のメンバーで、元県立川崎図書館長の林秀明さんからご案内をいただいた吉田剛市先生の講演会に行く。
鎌倉市生涯学習センターに行くのは初めてだったが、鎌倉駅からすぐだった。
そして、この反対側にあるのが御成小学校で、旧講堂と旧図書館の保存活用を進めている人たち主催の講演会。
昭和初期に建てられた校舎等は、鎌倉にある貴顕紳士方の別荘とは異なり、在地の大工によって作られた建築物としての意義が大いにあるとのこと。
私もそれに賛成だが、実際問題として、鎌倉規模の地方都市が保存活用を行うのは大変だなと思う。
特に鎌倉市民の多くは、商業的活用は、文化都市鎌倉の誇りから賛成されないようなので、事は大変だと思う。
要は、名と実の均衡の問題なのだが。
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