気分が悪くなる映画 『彼のオートバイ、彼女の島』
録画してあった大林宣彦の『彼のオートバイ、彼女の島』を見るが、みていて相当に気分の悪くなる作品だった。 大林はそう嫌いではなく、メジャー1作...
録画してあった大林宣彦の『彼のオートバイ、彼女の島』を見るが、みていて相当に気分の悪くなる作品だった。 大林はそう嫌いではなく、メジャー1作...
拙書『黒澤明の十字架 戦争と円谷特撮と徴兵忌避』を現代企画室から4月に出して約半年がすぎた。 いろいろな反響があり、概ね好意的な評価で、大変...
この程度の映画だろうと思っていたら、やはりその水準の作品だった。 脚本は富田義朗で、この人はかなり良いシナリオを書く人だったが、テレビを含め...
東京フィルメックスでは、生誕100年で松竹の監督中村登を特集しており、他は見ているので、普段上映されることのない『土砂降り』を見る。 ...
1955年、室生犀星の小説『性に目覚める頃』を原作とした豊田四郎監督作品で、久保明、青山京子の『潮騒』のコンビに、久保の友人に太刀川洋一であ...
著者は、円谷英二の長男一(はじめ)の二男で、兄昌明の後を受けて2004年6月に6代目の社長となった方であるが、2005年4月に取締役会で解任...
今回のフィルムセンターの東宝復刻特集で一番見たかったのは、実は昭和20年11月に公開された、東宝としては戦後最初の映画だった。 陸軍を除隊し...
宍戸錠の、『危険なことなら銭になる』以後の(あるいは『ろくでなし稼業』以降というべきか)アクション・コメディのほぼ最後の作品で、見ていなかっ...
南武線で立川に行き、柴崎学習館で上映された岡村淳監督の『ブラジルの土に生きて』を見る。 4時間近い長編だが、非常に面白かった。 主人公のミナ...
フィルムセンターで、『石中先生行状記』と同じ東宝得意の1955年のオムニバス映画『くちづけ』を見る。 一話は、筧正典監督、二話は鈴...