『爽春』
「爽春」 こんな言葉が本当にあるのかどうか知らないが、内容はそれほど爽快なものではなかった。 あえて映画の意味を言うなら、「悔恨」になる。 ...
「爽春」 こんな言葉が本当にあるのかどうか知らないが、内容はそれほど爽快なものではなかった。 あえて映画の意味を言うなら、「悔恨」になる。 ...
1970年、ダイニチ映配に移行する直前の大映末期に公開された時代劇映画 市川雷蔵主演で作られてきた「忍びの者」シリーズでは最後で、雷蔵はなく...
来月、9月26日木曜日の夜、7時から関内のマルチエンタメライブ食堂「スリーえす」で、上大岡の宗澤俊郎さんの主催で、「ほろ酔いトーク」をします...
1959年に新東宝で作られた怪談映画の名作であり、多分3回目だが、やはり面白い。 鶴屋南北の名作の映画化には、加藤泰監督の東映版、森一生監督...
ネット雑誌の「NEONEO」に『若き日の黒澤明の窮迫』が出た。 詳しくは、内容をご覧いただきたいが、以前からの私自身の疑問に答えを...
1967年に松竹で作られたかなり奇妙な映画。 原作と脚本は平岩弓枝で、上野の老舗の組紐屋の主人が亡くなり、その遺言状を弁護士永井智雄が子供の...
先日、大学の劇団の後輩・青木健の葬式に行った時、一緒に車で連れて行ってくれた大高正大君の話だと、今日本には、映画監督を自称する人間は、5、0...
1963年に松竹で作られた作品、原作は獅子文六の小説で、脚本は白坂依志夫、監督は井上和男。 主演は元新劇女優でテレビで売れている女...
1964年に公開された若松孝二監督作品で、彼の映画としては、初期に属するものだが、他の作品と随分感じが違う。 1963年に『甘い罠』で...
吉田喜重の傑作『戒厳令』の後タイトルには、製作として3人の名が載っている、岡田茉莉子、葛井欣四郎、そして上野昂志。 岡田は、吉田喜重の...