『濡れた札束 OL日記』
2011年に亡くなった加藤彰の監督作品で、1974年ロマンポルノ全盛時代の傑作である。 これを見ようと思ったのは、今年宮沢りえ主演で、女性銀...
2011年に亡くなった加藤彰の監督作品で、1974年ロマンポルノ全盛時代の傑作である。 これを見ようと思ったのは、今年宮沢りえ主演で、女性銀...
1955年、松竹のメロドラマ、監督大庭秀雄、主演は佐田啓二、岸恵子で、名作『君の名は』のトリオだが、岸の恋人役は佐田ではなく、高橋貞二である...
1960年、松竹大船のヌーベルバークに応じて、京都でも出たヌーベルバーク的時代劇。監督の森川英太郎は、高校時代に大島渚の同級生だったこともあ...
伊地知啓は、日活がロマンポルノになって多くの名作をプロデュースし、1977年に退社してキティで、これまた話題作を作って来た。 特に相米慎二の...
桜井長一郎と言えば、1960年代の声帯模写の第一人者で、いろいろな人の真似をやったが、田中角栄のものなどは、彼が最初だったと思う。 その桜井...
日活の監督だった野村孝が死去された、89歳。 大学時代から一番好きだった監督が野村孝だった。 この人は、日本映画史上では、宍戸錠が絶賛する『...
1955年に大映が作った和製ターザン映画。大映は不思議な会社で、社内に洋画部があり、英語に堪能の職員がいたそうだ。 私が、パシフィコ横浜にい...
今度、小津安二郎についての本を書いたと言うと、大体に聞かれるのが 「小津安二郎と原節子は関係があったのか」であるが、私は何もなかったと思って...
新宿に行き、ブラジル映画の『聖者の午後』を見たが、近年にないつまらない映画だった。 サンパウロに住む3人の若者、年金暮らしの祖母と...
東映で、戦前にマキノ雅弘が阪妻主演で作ったものの大川橋蔵でのリメイク。今回の東映時代劇特集で、見たかった作品の1本だが、あまり面白くなかっ...