『小津安二郎の悔恨』ができる
拙書『小津安二郎の悔恨 帝都のモダニズムと戦争の傷跡』ができました。 書店に並ぶのは、8月18日以降になると思いますが、どうぞよろしく。 前...
拙書『小津安二郎の悔恨 帝都のモダニズムと戦争の傷跡』ができました。 書店に並ぶのは、8月18日以降になると思いますが、どうぞよろしく。 前...
日本映画史に残る滅茶苦茶映画だと思う。結構面白そうなアイディアはあるが、すべてが失敗している。 途中から製作に参加した伊地知啓によれば、主人...
『やぶにらみニッポン』と一緒に見た1964年、前田陽一の監督デビュー作品。昔横浜のシネマジャックで見たことがあり、その時はかなり感心したが、...
1962年、黒のシリーズ2作目で、増村保造監督得意の裁判劇で、若い検事宇津井健の活躍を描く。 増村は、東大法学部では三島由紀夫と同級で、大映...
1963年、東京オリンピック開催に浮かれる東京を舞台にして日本と外国との係わりを描いた非常に珍しい作品。 ...
近衛十四郎主演で2本、ニュー東映で作られた「柳生武芸帳」シリーズ。脚本は結束信二、監督井澤雅彦で、非常に快適に話が進むのはさすがである。 ...
先週の日曜日に調布飛行場を飛び立ったセスナ機が墜落して民家に落ちて死者が出る事故が起きた。 調布と言えば、日活撮影所だが、この調布飛行場が出...
橋本忍というと、デビュー作の『羅生門』以来、黒澤明の関係が強く、ほとんど一心同体のように思われているが、この作品を見て、あらためて全く異なる...
あまり重要視していなかった小津安二郎作品だが、あらためて見てみると結構良くできていて、松竹ヌーベルバークの最盛期の1960年秋なので、若い世...
芸能界には、子供と動物には勝てないという言葉があるが、これもその典型で、広瀬すずに誰もが形無しである。 筋と撮影法等を聞き、一番嫌いな映画だ...