劇団民芸『静かな落日 広津家三代』
広津家三代とは、小説家の広津柳郎、広津和郎、そして孫の広津桃子である。 和郎が伊藤孝雄で、桃子は樫山文枝。 昭和の初め、祖父...
「 演劇 」一覧
『東京物語』
『東京物語』と言っても映画ではない、山田洋次、作・演出の劇団新派の芝居である。 勿論、小津安二郎・野田高梧の脚本は最大限に尊重され...
『浅草版・くるみ割り人形』
プロジェクト・ニクスの『浅草版・くるみ割り人形』を見に行ったのは、言うまでもなく毬谷友子を見るためである。 よくこのような劇に出るもの...
『欲望という名の電車』
芝居で一番重要なのは、当たり前だが適役ということを改めて実感させられた劇だった。 主人公ブランチ・デュボアの高畑淳子である。 『...
活弁の影響の大きさ
先日の岡田則夫さんのイベント『わがＳＰ蒐集人生』で強く感じたのは、活弁、つまり映画説明の活動弁士の語り口の影響の大きさだった。 映...
『天守物語』
泉鏡花原作で、主演は篠井英介、演出は白井晃、あまり期待せずに行ったら、意外にも良いできだった。 白井は、世田谷パブリツク・シアターで演...
『ピアフ』
フランスの歌手エデット・ピアフの伝記ドラマである。 主演は、大竹しのぶで、今は彼女しか演じる女優がいないだろうと思われるすごさで演...
『川上音二郎・貞奴展』
音二郎没後100年・貞奴生誕140年記念で、茅ヶ崎市美術館で『音二郎・貞奴展』が開かれているので、茅ヶ崎在住のＭさんのご案内で見に行...
『イロアセル』
何事でも同じだが、題名が良くないときは、結果は大体よくない。 なぜなら、当事者が問題をきちんと把握していないからである。 イロアセルと聞いて...
『ウェアハウス』
演劇集団円の新作は、エドワード・オルビーの『動物園物語』を基にしたいう鈴木秀勝作・演出の『ウェアハウス』で、主演は橋爪功と金田昭夫。 都会の...