「姨捨を通る」

スキヤキ・ミィーツ・ザ・ワールドが終わった翌日、月曜日は横浜に戻るのに、高岡から糸魚川へ出て、北陸新幹線で長野に行った。

この高岡から糸魚川は、実は国鉄ではなく、第三セクターのあいの風とやま鉄道、越中宮崎からは、えちごトキめき鉄道になっていて、逆に金沢へは、IR石川鉄道に変わっていて、何と富山県には、城端線や氷見線のような地方鉄道はあっても、かつての在来線はなくなっているのだそうだ。

要は、新幹線を整備することと地方の生活鉄道をなんとか守るためで、仕方のないことなのだろう。

長野から松本までは、ローカル線で行くが、途中に姨捨駅で止まる。

               

ここは、木下恵介の名作1958年の『楢山節考』で、舞台劇的になっている本筋の後、最後の現在として出るところである。

写真を撮っておいたので、添付する。映画では本編はカラーで、この最後のところだけがモノクロなのだが。

                 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする