「学術ソリューション・セミナー」で六本木に行く

サンメディア取締役の松下茂さんからご案内をいただき、「第6回学術情報ソリューション・セミナー」に行く。
会場は、六本木のベルサール六本木。

「図書館を変えるディスカバリーサービス」ということで、海外ですでに行われている企業のインターネットを利用したデーター・ベース・サービスがまず紹介される。

午後は、「SUMMON」というすでにアメリカの大学で開発されたデータ・ベースが紹介される。
現在の図書館のシステムであるOPACに代わるものとして考慮されているもの。
さらに、九州大学や佛教大学でのシステムの構築についても講演が行われる。
図書館の情報システムも様々に変化していることを改めて再認識させられる。

多分、この日に紹介されたデータベースを利用した情報システムは、多分医学系や薬学系等の大学図書館や企業の資料室には有効だと思う。
だが、今の公共図書館で必要とされている情報は何か。
これは十分に考えて見る必要があるだろう。

私個人としては、地方自治体の各種の行政情報が一番利用者が求めているように思える。
例えば、議会の質疑や首長の記者会見、発表など、あるいは諸施策についての各自治体を通じての横断的な比較統計等が求められているのではないか。
いろいろと考えさせられた一日だった。

六本木では、20代の終わりに芝居をしたこともあるのだが、まったく変わっている。大ビジネス街である。

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