『殉教血史・日本二十六聖人』

1931年に作られた日活映画、監督は尾上松之助主演作も作った池田富保、多くの俳優が出ているが、誰とはっきり分かったのは、捕り方の伴淳三郎のみ。

豊臣秀吉は、はじめはキリスト教信徒を取り立てているが、日本の僧侶の讒言で一転して禁止令を出す。

それは、イスパニア(スペイン)は日本を占領するために、キリスト教を布教しているというものだった。

そして、過酷な取り締まりが始まり、ついには26人の信者が磔にされる。

最後、バチカンで26人が聖人として祀られる。

タイトルにムッソリーニがあったので、この辺は日伊親善の印として撮影されたのだろう。実際に、ローマで撮影されたそうだ。

山田五十鈴らも出ているらしいがわからず。

フィルムセンター

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