「酒豆忌」で
「酒豆忌」というのは、中川信夫監督を追悼するもので、毎年中川監督の作品を上映し、関係者を呼び話を聞くイベントの他、豆腐と酒で乾杯する集いであ...
「酒豆忌」というのは、中川信夫監督を追悼するもので、毎年中川監督の作品を上映し、関係者を呼び話を聞くイベントの他、豆腐と酒で乾杯する集いであ...
溝口健二の名作『祇園の姉妹』は、「ぎおんのしまい」ではなく、「ぎおんのきょうだい」であり、小津の『宗方姉妹』も、「むねかたきょうだい...
私の中学、高校の時の友人にNというのがいた。彼の父親は、簡単に言えば労働者だったが、密かに発明をしていて特許を取っている人だそうで、...
評判の作品を見たが、思ったより面白かったというのが正直な感想である。 初めの30分は、ゾンビ映画をノー・カットで撮った...
樹木希林が亡くなり、個性派女優とあるが、私は違うと思う。 今や死語と化した「役づくり」があった女優だったと思う。 彼女が...
「争うびじんしまい」ではなく、「争うびじんきょうだい」ときちんとルビが振られている。 今、姉妹が、いつから「しまい」とよばれる...
これは非常に不思議な映画で、1955年に新理研映画社で作られて新東宝で『激怒する牡牛』の題名で公開されたが、翌年に『虹の谷』の名で新...
アメリカン・ニューシネマの1本、1974年に川崎の駅ビルにあった川崎文化で、フランコ・ゼフィレリ監督の『ブラザーサン&シスタームーン』と2本...
衛星劇場で、タイトルの最後の監督西河克巳と出たので、最後まで見るが、なんとも古くさい。西河の本によれば城戸四郎に褒められたとのことだ...
1943年の黒澤明の『姿三四郎』が非常に出来の良い映画であることは間違いない。なにしろ、公開当時に、あの増村保造が5回見たというのだから、た...