小津安二郎のあて書き 北原三枝の『月は上がりぬ』
小津安二郎が、田中絹代監督のために書いた脚本など不愉快だったので、見ていなかったが、今回初めて見るとなかなか興味深い作品だった。 ...
小津安二郎が、田中絹代監督のために書いた脚本など不愉快だったので、見ていなかったが、今回初めて見るとなかなか興味深い作品だった。 ...
政府が行っている「事業仕分け」については、「各事業を短時間で審査、結論を出すのは乱暴だ」という意見があるようだ。 だが、昔松竹...
戦後の昭和23,4年頃、東宝では、大ストライキが行われ、多数の民主主義賛美映画が作られた。 その頃、その一人の山本嘉次郎に向かい、...
雨で、しかも寒いので、遠出せずに、まず医者に行き薬を貰った後、午後は野毛山の中央図書館に行き、地下のAVコーナーで記録映画を2本...
先週のことになるが、新国立劇場でシェークスピアの『ヘンリー六世』の第3部と第1部を見た。 勿論、第2部も見たかったのだが、日程が合...
森繁の死去を私一人で追悼し、BSでやった『新・夫婦善哉』を見るが、やはり抜群に面白い。 この森繁久弥と淡島千景の愚かしい関係、腐れ...
森繁久弥が死んだ、96歳。 誰がなんと言おうと、彼が昭和芸能史最大のスターであることは間違いない。 あの立川談志ですら、NHK・...
テレビ朝日のワイドショーで国会の速記について紹介していた。 日本の国会及び地方議会の会議録は、速記法によることになっている。 速...
以前、阿部豊監督の『燃ゆる大空』を見たとき、タイトルに映画科学研究所とあるのに驚いた。「写真科学研究所なら、東宝の元であるPCLだが...
昭和13年、長野県佐久郡大日向村は、集団で満州(中国東北部)に移住する。 村の半分がそっくり移住する「分村移転」で、国の模範的事業...