
映画『蟹工船』
小林多喜二の小説『蟹工船』が大変売れているそうだが、昭和28年に映画化されている。俳優の山村聡が自分のプロダクションの現代プロで...
小林多喜二の小説『蟹工船』が大変売れているそうだが、昭和28年に映画化されている。俳優の山村聡が自分のプロダクションの現代プロで...
先日の映画『夜の流れ』では、料亭の女将山田五十鈴は、結局愛人の三橋達也を追って神戸に行き、娘の司葉子は、三橋との恋に破れ、嫌っていた芸者とし...
俳優と言うより、近年では書評家と言った方が正しい児玉清の本『負けるのは美しく』(集英社)の中に、彼が最後に出た映画・今井正の『妖婆』...
この『複眼の映像』は、橋本忍が、シナリオライターの伊丹万作との出会いから黒澤明との邂逅を始めとして、『羅生門』以下の共同脚本作り...
成瀬巳喜男と川島雄三の共同監督作品『夜の流れ』を見ていたら、最後離婚手続きを終え、晴れて元の夫となった北村和夫に草笛光子が無理心中される...
最近の話題で、驚いたのが「居酒屋タクシー」である。 港湾局にいたとき、国の役人(当時運輸省、現在国土交通省)を公費で接待したことはある。 平...
大分県の教員採用試験で汚職が発覚し、「他の自治体でもあるのでは」と言われている。だが、あれは就職先が少ない地方の問題であり、首都圏で...
1965年に公開された黒澤明監督作品。 この後に『暴走機関車』騒動、『トラ、トラ、トラ』事件があり、黒沢は『どですかでん』まで5年...
先日、池上の実家に行ったとき、香港に単身赴任していた兄がとても欲しかったのが日本の夏の、枝豆、ビール(冷えた)、そしてプロ野球のナイ...
言うまでもなく2年前に亡くなられた米原万里の小説集、随分前に買ったが、やっと読んだ。 3本の小説が載せられているが、いずれもプラハ...